ドクターブルは心を読む
ドクターブルは心を操作する
すべては正義のため。
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2016年に全米で初公開され、「裁判科学」という今までにないジャンルで一気にブレイクしたのが、この「BULL/ブル 法廷を操る男」です。
法廷ドラマは、海外国内問わず人気のあるジャンルで、「SUITS」「私はラブリーガール」「アリー・マイ・ラブ」など、日本でも数多いファンを持つドラマはたくさんあります。
ただ、この「BULL/ブル 法廷を操る男」は今までの法廷ドラマとはわけが違います。
ブルは、心理学者なんです。
これこそが、この「BULL/ブル 法廷を操る男」の一番の魅力であり、今までのドラマの常識をある意味ぶち壊してくれるポイントなんです!
今回はそんな「BULL/ブル 法廷を操る男」についての見どころやレギュラーキャストをご紹介していきます。
Contents
「BULL/ブル 法廷を操る男」はここがおもしろい
法廷ドラマというのはアメリカでは定番のジャンルです。
古いものであれば「アリー・マイ・ラブ」なども有名ですし、最近であれば「SUITS/スーツ」なども人気が高い作品ですよね。
でも、多くの法廷ドラマは、弁護士が主役なんですよね。
このドラマの主人公ブルは、弁護士ではなく、心理学者です。
そして、その部分こそがこのドラマが他とは違った角度から楽しめる大きな部分でもあります。
裁判科学という新しい戦略
ブルは、「トライアル・アナリシス・コーポレーション (TAC)」を設立。
今までの弁護士と検事という対立の中に「裁判科学」という新しい戦略で割って入ります。
裁判科学では、法律はもちろんのこと、 心理学、神経言語学、人口統計学の知識。
そして、現場での捜査、はたまたインターネットでの徹底した調査により裁判員の情報を何から何まで集めて分析。
そして、それに基づいた分析による戦略で、依頼者を勝訴に導いていきます。
その調査→分析→戦略からの勝負というのは本当に痛快で、勝訴した時などは画面前でガッツポーズしてしまうほどです。
時には、「そこまでやるか!?」という時もありますが、そのドキドキ感もこのドラマの一つの魅力ではないでしょうか。
最新鋭の機器を駆使しての徹底した分析
もう一つの魅力は、TACが誇る最新鋭の機器です!
TACのメンバーが法廷で用いる戦略には、本物そっくりの疑似陪審員が絶対不可欠です。
そして、疑似陪審員に最新鋭の機器を渡し、心拍数、脈拍などを計りながら、リアルタイムに心の動きをよんでいきます。
そして、それを元にして評決の行方を導き出し、的確な策略で、勝訴を勝ち取っていきます。
そういう最新鋭の機器を用いた演出というのも、今までの法廷ドラマでは考えられなかった全く新しい切り口ですね。
主人公のブルには、実在のモデルが存在する
このドラマの主人公のブルは、フィル・マグロウ博士がモデルとなっています。
アメリカの心理学者ですが、本国アメリカではかなり有名な方です。
2002年から放映されている「Dr.phill」という番組のホストでもあり、相談者の色々な悩みを心理学者としての視点から解決へのお手伝いをするという番組です。
心理学的な側面から、問題解決するというのは、まさにブルの手法そのもの。
そんな風に実在のモデルがいるというのも、このドラマの魅力の一つといえます。
「BULL/ブル 法廷を操る男」のレギュラーキャスト紹介
ジェイソン・ブル
マイケル・ウェザリー(吹替:東地宏樹)
本作の主人公となるのがジェイソン・ブルです。
彼は、3つの博士号を持つ心理学者です。
法律はもちろんのこと、心理学、神経言語学、人口統計学を用いた「裁判科学」という手法を用いて、勝訴を勝ち取るというのがブルの手法。
アメリカの裁判では陪審員制度により、陪審員が評決の行方を左右します。
そんな陪審員を徹底的に分析し、陪審員の脳細胞レベルまで分析し、そして評決の行方を左右させるのがブルの手法です。
事務所からのハイテクサポートの数々もすごいのですが、もっとすごいのがブルの「人を見抜く力」です。
人のちょっとしたしぐさ、目の動き、座り方などほんの少しの変化も見逃さない彼の能力はまさに圧巻。
圧倒的な能力を持ちながらも、人間的には未熟な面を垣間見せるブルがほんとにチャーミングです。
ベニー・コロン
フレディ・ロドリゲス(吹替:古谷徹)
ブルが率いるTACの社内弁護士を務めるのがこのベニーです。
彼は、ブルの義兄弟であり、元検事であるという肩書からして、なんとも魅力のあるベニー。
ブルとタッグを組み、実際に模擬裁判の質問をしたり、被疑者の弁論をしたりするのが彼のお仕事です。
小柄で童顔の彼は思わず「可愛い」と思ってしまうのですが、一度法廷に立ったら、徹底的に戦う姿勢はある意味ハンターのようです。
ブルからも厚い信頼を得ている彼。
時に、ぶつかりながらも、ブルとも対等にやりあうことのできる唯一の人かもしれません。
マリッサ・モーガン
ジャニーヴァ・カー(吹替:竹内順子)
ブルの右腕であり、TACのみんなのお母さん的な役割を演じているのがマリッサです。
チャーミングで笑顔が愛くるしい彼女ですが、実は元国土安全保障省の職員という超エリート。
ブルは、本当に優秀なんですが、ワンマンな一面も多く時に職員とぶつかることもあるのですが、それをいつもなだめるのがマリッサです。
仕事はテキパキこなしますが、私生活には色々と問題を抱えている部分もありますが、それでも、TACのお母さんとして、なくてはならないのがこのマリッサですね。
チャンク・パーマー
クリストファー・ジャクソン(吹替:西村太佑)
TAC専属のスタイリストがチャンクです。
「裁判にスタイリストが必要なの?」と誰もが疑問に思うでしょう。
私も、最初見たときは、あたまに「?」がいっぱい浮かびました。
でも、彼の存在もTACの武器の一つなんです。
ブルが率いるTACでは、「裁判科学による勝訴」を目的とします。
その際に用いるのが重要な要素が心理学。
人は第一印象で人を判断してしまうものです。
だからこそ、勝訴に導くための見た目というのは非常に重要な要素です。
そんな重要な要素を任されているのがこのチャンクなんです。
ダニー・ジェームズ
ジェイミー・リー・カシュナー(吹替:長尾歩)
元FBI捜査官でTACの捜査官として、外での情報収集のメインとなるのがダニーです。
法廷が始まるとそれを前に出てくることはありませんが、法廷までの情報収集においては、ダニーの右に出る人はいません。
彼女の地道な捜査により、敗訴濃厚、絶体絶命というピンチも幾度となくきりぬけます。
コネクションの広さもあり、TACで一番優秀な外交員といえるのがダニーかもしれません。
ケイブル・マックロリー(シーズン1-2)
アナベル・アタナシオ(吹替:近藤唯)
ITの専門家であり、ハッカーという異色な役どころなのがケイブルですね。
他のメンバーは、心理学などの知識を駆使したり、地道な捜査から情報を集めたりするのですが、彼女のフィールドは「インターネット」です。
「え?それ大丈夫なの?(笑)」という事も1度や2度ではなく「セキュリティ甘かったから」と悪びれもせずに笑顔でいうケイブルの魅力のとりこになったのは私だけではないでしょう。
テイラー・レンツェル(シーズン3)
マッケンジー・ミーハン(吹替:釘宮理恵)
シーズン3から登場するマリッサの元同僚なのが一児の母、テイラーです。
ネットでの情報収集に長けているもおり、情にももろく、芯の強い女性です。
TACのメンバーになるのは、シーズン3以降と他のキャストに比べると登場時期は遅いですが、彼女がメインとなるお話も多く、今では、TACになくてはならない存在の一人です。
「BULL/ブル 法廷を操る男」はどこで観れる?
こうしてキャストを見ていくと「BULL/ブル 法廷を操る男」の内容の濃さの一端を垣間見た気がします。
「裁判科学」という新しいジャンルでアメリカドラマに登場した「BULL/ブル 法廷を操る男」
メンバーの入替なども少しずつ行いながらもシーズン6が2021年10月7日よりアメリカ本国で放送開始です。
新しいシーズンでは、どんな「裁判科学」を用いて楽しませてくれるのか、非常に楽しみです!
また、ブルですが、下記の配信サイトで視聴することはできます。
いずれの配信サイトも見ることができるのは、シーズン1~シーズン4までです。
シーズン6が、アメリカ本国で開始されてますので、シーズン5を配信サイトで視聴できる日も近いだろうし、そちらも楽しみですね!