今秋ドラマのTBS「最愛」で主人公にかかわる重要な役どころを演じている井浦新さん。
イケメンで長身なだけではなく、知的なイメージと穏やかな佇まいで幅広い層の支持を集めています。
その静かな物腰からプライベートが想像しにくい井浦新さんの、本名や年齢が気になる方もいらっしゃるかと思います。
また、どこで生まれて育ったのかという生い立ちや家族構成、デビューのきっかけ等も知りたいところですね。
そこで今回は、井浦新さんの本名や年齢、生い立ちや家族構成について、深堀してみました。
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井浦新の本名は？年齢は何歳？
井浦新さんの俳優デビュー時の芸名は「ARATA」ですが、2012年公開の映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」への出演をきっかけにして本名の「井浦新」へと改名しています。
同映画は“日本の心を描いた”作品であるにもかかわらず、出演者クレジットに主演である自分の名前がアルファベットで載ることに違和感を持ち改名を決意したそうです。
井浦新さんはモデル活動を経てから俳優として活躍されてきましたが、現在の年齢は何歳になるのでしょうか。
1974年生まれの47歳（2021年10月現在）です。
端正な顔立ちと落ち着いた空気から、年齢を重ねてきた深い大人の色気が漂いますね。
井浦新さんのプロフィール
まずは井浦新さんのプロフィールを見てきましょう。
- 生年月日：1974年9月15日
- 年齢：47歳(2021年10月現在)
- 出身地：東京都
- 血液型：A型
- 身長：183cm
- 趣味：カメラ、登山、美術品、寺社仏閣、民芸品コレクション、アウトドアなど多数
- 特技：けん玉？
- 所属事務所：TEN CARAT
- デビュー：大学在学中にモデル事務所にスカウトされ芸能界に入る
19歳でモデル事務所へ入所以降、多数の雑誌やコレクションでファッションモデルを務める傍ら自身のブランドを立ち上げ、現在に至るまで本格的なデザイン活動を展開しています。
モデル活動をしていた同時期、25歳のときに是枝裕和監督からの声掛けで映画「ワンダフルライフ」の主演を務めて俳優デビュー。
2002年公開の映画「ピンポン」で演じたメガネ男子・スマイル役で注目を集めます。
映画中心の活動をするなか2008年頃からテレビドラマへも進出し、それを機に映画ファン以外の幅広い層に名前が広がり人気俳優としての地位を確立しました。
井浦新さんはドラマだけでも数多の作品に出演されていますが、2012年放送の「リッチマン、プアウーマン」は今でも人気のある作品として名前が上がっています。
このほか近年参加されて話題になった主なドラマは、以下になるのではないでしょうか。
2018年放送「アンナチュラル」
2019年放送「ニッポンノワール －刑事Yの反乱－」
2021年放送「にじいろカルテ」
2021年放送「あのときキスしておけば」
井浦新の生い立ちや家族構成は？
井浦新さんのデビュー前の詳しい生い立ちなどはほとんど表に出ていません。
ご両親とも教員との話もありますが、真偽のほどは分かっていません。
大学へは1年浪人して入学していますが、モデル業が忙しくなり途中退学しています。
元から音楽や映画が好きだったことから、大学在学時には放送研究会に所属し、気の合った仲間たちとDJ活動や自主映画製作をしたという話もあるようです。
井浦新さんは現在のプライベートも公式な発表はなく、謎に包まれています。
そのため詳しくは分かりませんが、現在衆議院議員の山本有二さんの娘さんである一般人女性と結婚してお子さんが2人いるとの話が有力です。
俳優の鈴木一真さんは井浦新さんの義弟にあたり奥様の妹さんの旦那様になります。
2020年の年明けの井浦新さんのインスタグラムには、鈴木一真さんとのツーショット写真と共に「#正月#家族#鈴木一真さん」と投稿されています。
結婚の決め手については、2014年にTBS「A-Studio」に出演した際に「ゴキブリが出て驚いていたら、彼女がバチンとしてくれて。この人となら一緒に生活できると思った」と明かしてくれました。
なんとも頼もしい奥様のようです。
また、同番組内での奥様へのインタビューでは「（井浦新さんは）90％は優しさでできている」と評していたそうですが、10月15日に放送された同じTBS番組「A-Studio＋」では「やさしさの塊」であると、7年を経て更に評価の上がったコメントが紹介されていました。
子育てについては「一緒にいられる時は積極的に関わるようにしています。授業では教わらないけん玉とかこま回しとか、家でもできる遊びを一緒にやっています」とメディアインタビューに答えています。
けん玉については「台本を読む前にやると落ち着きます」と、井浦新さんご本人が今でも行っているようなので、お子さんに教えながら自身でもハマったのかもしれませんね。
井浦新さんはアウトドア派でもありますが、まとまったお休みがあるときはよくご家族を連れてトレッキングや旅行に出かけていたそうです。
周囲へのインタビューでは必ずと言っていいほど「やさしい」がキーワードに上がる井浦新さんなので、お子さんたちに対しも子煩悩で優しいお父さんなのではと想像ができます。
井浦新のデビューのきっかけは何？
元々ファッションが好きだった井浦新さんは、大学生のころお気に入りのショップに通っていたことがきっかけでインディーズブランドのファッションショーに素人として出演しました。
そのショーでモデル事務所にスカウトされ、19歳のときにモデルとして正式にデビューをします。
井浦新さんは一浪して大学へ入学したため当時大学一年生ですが、そのころからキレイな顔立ちと長身だったことを考えるとモデル事務所に早速スカウトされたエピソードにも納得です。
その後、「MEN’S NON-NO」を始めとする数々の有名雑誌に参加しながら自身でもブランドを立ち上げ、デザイナーとしても活動を開始します。
そんな中、井浦新さんの写真を見たという是枝裕和監督自身より「主役をやってみないか」と声をかけられ、25歳で映画俳優として主演デビューを飾ります。
是枝裕和監督といえば、国内外の映画賞で数多くの賞を受賞している監督として有名ですが、井浦新さんの俳優デビュー作である映画「ワンダフルライフ」も国内外の映画賞で数々の賞を受賞しています。
ナント三大陸映画祭のグランプリを始めとした海外の作品賞等のほか、高崎映画祭ではARATA名義で最優秀新人男優賞を受賞しており、井浦新さんは華々しいデビューを経て現在の俳優活動に至っています。
井浦新の俳優としての転機とは？
井浦新さんにとって華やかな幕開けとなった俳優業ですが、デビュー作である「ワンダフルライフ」へは「思い出づくりにやってみようかな」という気持ちで出演を決めたそうです。
元々ファッションの仕事への憧れはあったものの、自身が芸能人として活動をするとは思っていなかったとか。
井浦新さんはデビュー作で新人賞を獲得し、3年後には映画「ピンポン」で最優秀助演男優賞を受賞するなど順風満帆な俳優人生が続きます。
周りから見れば羨ましいと思える話ですが、そもそも演技をしたくて入った世界ではなかっただけに自身を取り巻く状況に困惑することになります。
叩き上げの先輩俳優や勢いのある同世代俳優たちの演技を目の当たりにし「“僕はここにいていいのか？”と、気持ちが引いてしまった」のだそうです。
その結果、2002年公開の「ピンポン」以降から2年ほどの間、井浦新さんは演じる仕事を止めてしまっています。
俳優を休んでいた期間はひたすら服作りをしていたそうですが、何度も熱心なオファーがあったことに心を惹かれ2004年公開の映画「青い車」で演技の道へ戻ってきました。
そんな井浦新さんが過去のインタビューの中で語った人生の転機は、一度目は是枝裕和監督に俳優として引き上げてもらったこと。
また、「2回目の節目があるとしたら、間違いなく若松孝二監督との出会い」であると、折に触れて話しています。
若松孝二監督は、「ARATA」から「井浦新」に改名することになった映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」の監督を務めています。
井浦新さんが語る若松孝二監督とは、役者の面白さを教えてくれた人であり、自分の目指す道を示してくれた人だそうです。
テレビドラマへ進出した理由についても、「怖がっていないで、来た仕事は全部やりなさい」と若松監督に言われたことがきっかけなのだとか。
井浦新さんにとって、若松孝二監督がどれほど大きな存在なのかが分かりますね。
まとめ
生い立ちやプライベートが謎に包まれた俳優、井浦新さんについてまとめてみました。
モデル、デザイナー、俳優、幸せな結婚と器用で輝いた人生を歩んでいるように見える井浦新さんですが、人知れず不器用で俳優として試行錯誤をしてきた方であることが分かりました。
反面、印象そのままの知的さと落ち着いた大人のクールな雰囲気に加えて、やんちゃさを感じる多彩な趣味をお持ちです。
奥様から「やさしさの塊」と称される愛妻家ぶりやお子さんたちへの良き父親ぶりなど、家族と過ごしているときのプライベートな一面も伺えましたね。
ひとつひとつ立ち止まってよく考え深く追求する井浦新さんであるからこその演技の幅の広がりがあり、年代に関係なくたくさんの人を魅了する要素を持っているのかもしれません。
美青年だったモデル時代も素敵ですが、年を重ねて経験を積み、更なる渋みを増した井浦新さんの今後の変化もとても楽しみですね。
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