人の心を読み、暗示にかける者。
思考と行動を操作する者。
それが『メンタリスト』
メンタリストは、2008年からアメリカCBSで放送されていたテレビドラマです。
ジャンルとしては、刑事ドラマとなりますが、主人公は心理学者というのがこのドラマの最大の特徴です。
心理学を武器に残忍な犯罪者達の心理を暴いていくというメンタリストは、開始直後から話題の作品。
初回の放送は1560万人もの人が視聴したともいわれる『メンタリスト』。
今回は、そんな『メンタリスト』の見どころとレギュラーキャストをご紹介していきます。
Contents
『メンタリスト』の見どころ3選
初回放送時から注目を集めた作品『メンタリスト』。
ここまで注目を集めた『メンタリスト』のオススメポイントを3つご紹介していきます。
人の心理を読み解いていく心理操作
メンタリストの主人公は、心理学者です。
その心理学を駆使して犯人を追い詰めていくその展開がこの作品の最大の特徴であり、そして魅力です。
時に派手な爆破シーンなどのアクションもありますが、それさえも追い詰められたからこその展開となっています。
とにかく、心理学を主軸に置き、犯人さえ気づいていない証拠を元に真実を突き止めていく。
そんなハラハラする展開がこのメンタリストにはたくさん用意されています。
真実が分かった時には、「はっ!」とさせられたなんて事も一度や二度ではありません。
ただの刑事ドラマの枠には収まりきらない心理学サスペンス。
派手なアクションとはまた違うドキドキハラハラを味わえるのがメンタリストの大きな魅力です。
主人公は元詐欺師!?
このドラマの主人公は、パトリック・ジェーンですが、彼は昔「自分は霊能者である」と語りTVなどでも活躍してという過去を持ちます。
ここがこの『メンタリスト』の面白いポイントです。
「心理学」を使い、人々に霊能力者だと信じ込ませたそのテクニックを今度は犯人逮捕に使っていきます。
今までの刑事ドラマなどにおいては、「証拠」が絶対的です。
その証拠を見つけるために緻密な捜査が行われるのですが、メンタリストでは、時として証拠を必要としません。
時に違法スレスレの心理作戦で犯人を罠にかけます。
罠だという事に気付かずに犯人が徐々に追い詰められていく…。
そんな展開が楽しめるのがこの『メンタリスト』です。
派手なアクションなどはありませんが、緻密に考えられた計画。
それこそが、この作品を見る楽しみになっていきます。
「今回は犯人をどんな風に追い詰めていくんだろう」そんなドキドキが味わえる唯一の作品といえるかもしれませんね。
レッド・ジョンとの因縁
このドラマのメインテーマの一つが「レッド・ジョンへの復讐」です。
レッド・ジョンというのは謎につつまれたシリアルキラーです。
殺害現場には、被害者の血を使ってスマイルマークを残すものの証拠は一切残さず。
そんなレッド・ジョンについて、「醜い小心者で孤独に苦しむ哀れな、非常に哀れな男。臆病者だ」そうTVで発言したのが、主人公ジェーンです。
その挑発を受けて、レッド・ジョンはジェーンの家族を惨殺。
その事件をきっかけに、ジェーンはTVの前から姿を消し、自分の手でレッド・ジョンへの復讐を誓う事になるのです。
メンタリストは、基本的には1話完結の構成ですが、レッド・ジョンとの因縁だけは、シリーズ中続いていきます。
ジェーンは、レッド・ジョンに復讐を果たすことができるのか?
これは、是非このドラマの中で直接確認してみてください。
『メンタリスト』のレギュラーキャストのご紹介
2008年に放送開始され、全米はもちろん日本でも根強い人気を保っている『メンタリスト』。
そんなメンタリストの魅力を支えるのは、ストーリー展開だけではありません。
個性豊かで優秀なメンバーがいるからこそ、このメンタリストはここまで人気の作品になっているのです。
そんなメンタリストのレギュラーキャストをご紹介していきます。
パトリック・ジェーン
サイモン・ベイカー(吹替:郷田ほづみ)
元々は、TVなどで霊能者と自らを偽り活動していた過去を持つ主人公、パトリック・ジェーン。
刑事ドラマなのに、銃は苦手、犯人と対決なんてことはせず、犯人逮捕の際にも安全な場所から状況を見守るという一風変わったスタイルのジェーン。
でも、彼のすごいところは、「心理学」という武器で、犯人を知らず知らずに追い詰めていくところです。
人を観察し、その人の心読み、そして、本人さえ気づかない内に操ってしまう。
そんな凄さが彼の魅力です。
でも、それだけじゃなくて、とにかく色気があるんです!
違法スレスレの捜査で、怒られている時も彼の笑顔で思わず許してしまう。
そんなあがなえない魅力を持つジェーン。
このメンタリストは、彼なくしては成立しないドラマです。
彼の笑顔に魅了されてしまったという人は、私以外にも数多くいるんではないでしょうか。
テレサ・リズボン
ロビン・タニー(加納千秋)
リズボンは、CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査官です。
ジェーンの独特な捜査方法に最初は振り回され、時にはジェーンを怒りながらも、それでもジェーンの一番の理解者であるリズボン。
基本的に捜査以外のことには無頓着で、男勝りなリズボン。
色気の面では、ジェーンの方があるような気さえしてくる事もあります。
そんなリズボンですが、時折垣間見せる女性らしさや、笑顔にぐっときたことも一度や二度ではありません。
ジェーンとは、「友情」という絆を感じさせるほどにお互いを信頼しています。
そんな二人の関係がどうなっていくのかも、このメンタリストを楽しむ要素の一つですよね。
キンブル・チョウ
ティム・カン(吹替:喜山茂雄)
元軍人の彼は、小柄ながらもそのたくましい体で犯人確保の際などは大活躍するCBI捜査官です。
性格は真面目で、曲がったことは大嫌い。
そんな彼ですが、なぜだかジェーンとは馬が合い、彼の無茶ぶりともいえる捜査に協力してくれた事も幾度となくあります。
普段は仏頂面ともいえるチョウですが、時折見せる笑顔は可愛らしいともいえる笑顔です。
ウェイン・リグスビー
オウェイン・イオマン(吹替:江川央生)
色気のジェーン、クールなチョウ、そして食い気のリグスビー。
そんな構図を思い描いてしまう愛嬌のあるリグスビー捜査官。
チョウとは違って、なんでもかんでも思ったことがすぐに口と顔に出てしまう。
賭けでジェーンに何度もカモにされますが、ちょっとやそっとではめげません。
『メンタリスト』のいじられキャラともいえる存在ですが、愛すべきリグスビー。
ただ、元々放火捜査を専門にしていたこともあり、放火についての知識はジェーンも認めるほど。
普段は頼りない部分も感じますが、いざという時には頼りになるというのもリグスビー捜査官の魅力ですね。
レッド・ジョン
シリアルキラーであり、ジェーンの家族を惨殺した張本人。
犯行現場には、必ずスマイルマークを残していき、不気味な雰囲気を醸し出します。
『メンタリスト』の主軸である、レッド・ジョンとジェーンとの対決。
レッド・ジョンの正体は?
ジェーンはレッド・ジョンに復讐を果たせるのか?
是非とも『メンタリスト』の中でその結末を確かめてみてください。
『メンタリスト』はどこで見ることができる?
メンタリストは、シーズン7がファイナルシーズンとして完結しているドラマです。
そんなメンタリストは下記で見ていただくことが可能です。
まとめ
『メンタリスト』のオススメポイントとキャスト紹介を中心にお伝えしました。
基本的には、1話完結で楽しむことのできる『メンタリスト』。
全部で7シーズンありますが、今は完結しています。
そのため、「レッド・ジョンとどうなったのか」などについても全てが明らかになっていますので、安心してご覧いただくことができます。
話が続いていると気になっちゃいますからね。
少しでも気になる部分がありましたら、一度是非ご自身の目でご覧ください。
ジェーンの魅力に魅了されるはずですから。
ジェーンの心理テクニックを是非心行くまで堪能してくださいね!