Contents
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のここがオススメ
長寿番組というのは、シーズンを追うごとに最初の勢いがなくなっていくということはよくあるです。
ただ、この「NCIS」については、どちらかというとシーズン1では、全米視聴率トップ20にも届かず。
視聴率No.1をとれたのは、シーズン6が最初という大器晩成型なんです。
それでも、視聴率が取れなければ即打ち切りもあるのが全米ドラマの厳しい現状。
そんな中シーズン6まで続いていた理由は、シーズン6までも十分におもしろかった証明だといえます。
とはいっても、「海軍犯罪捜査局」という名前だけでも、なんだか難しく感じてしまうドラマですが、オススメのポイントがいくつもあります。
本物のNCIS捜査官が制作協力
ドラマ制作の際に、なんと本物のNCISが協力しているんです。
テクニカルアドバイザーとして元NCIS捜査官がドラマに関わっているんです。
だからこそ、「プロフェッショナル」と感じる場面もたくさんありますし、ドラマの設定に無理がありません。
ドラマを制作する段階からとことんまでリアルさを追求したからこそ、ここまでの長寿番組になったのがこのNCISです。
だから、派手さにかけると思われるのかもしれません。
でも、実際のドラマは時にはテロと戦い、時には銃撃戦を繰り広げたりと派手なシーンもアクションシーンもたくさんあります。
リアルな話の中にこういう演出があるからこその迫力のシーンが数々楽しめるのがNCISの大きな魅力です。
基本的には1話完結で楽しめる
アメリカのドラマは1シーズンが長いのが特徴です。
だいたい1シーズン20話前後あるものがほとんどです。
これがシーズンが続いていくと、ずっと話が続いているのもキャラクターに愛着が出るので、それもまた楽しいのですが、見逃してしまう事もありませんか?
そして、1話見逃してしまうと、話についていけなくなり離脱してしまう事も…。
NCISは、基本的には1話完結で楽しむことができるので、そんな心配はありません。
いつからでも、どこからでも、久しぶりに見ても楽しめる。
そういう気軽に楽しめNCISがこれだけ長く愛されている要因の一つといえるでしょう。
スピンオフ作品も絶好調
NCISのドラマが開始されたは、2003年から放送されているドラマです。
その人気が高まるにつれ、スピン作品が2作品作られています。
『NCIS:LA~極秘潜入捜査班』(2009年~)と『NCIS:ニューオリンズ』(2014年~)の2つの作品がスピンオフとして誕生し、視聴率も好調という状況です。
本家とはまた違う楽しみ方ができ、時には本家NCISのメンバーがゲスト出演したりすることも。
本家からずっと見ているファンにとっては嬉しいサプライズですよね。
そういうにくい演出をしてくれるから、またNCISが好きになってしまうんです。
NCIS~ネイビー犯罪捜査班のキャストをご紹介
そして、何よりもNCISの一番の魅力といえるのが個性豊かなキャスト陣です!
しっかりと構成が練られたドラマの魅力をより一層輝かせてくれるNCISのキャストメンバーをレギュラーのみではありますが、ご紹介していきます。
また、NCISはシーズン19の更新も決定しているという超長寿ドラマです。
そのためレギュラーメンバーの入れ替わりもたびたびあります。
そのため、こちらではシーズン1から楽しんでいただきたいとの思いから、シーズン1と2のレギュラーメンバーを中心にご紹介しております。
リロイ・ジェスロ・ギブス
マーク・ハモン(吹替:井上和彦)
NCISの顔ともいえるギブス捜査官。
ギブス捜査官なくしてNCISを語ることはできません!
自分にも部下にも厳しく、捜査に対しも完璧を追求します。
正義感も人一倍強く、強すぎるがゆえに、一度はNCISを去ってしまった事もあります。
でも、それだけ正義に対して真っすぐなギブス捜査官は、見ているだけで勇気をもらえる気がします。
普段は鉄仮面ですが、時折見せるお茶目な部分もありますし、何より笑顔は本当に輝いてます!
ギブス捜査官の笑顔を初めて見たときは、それだけで感動してしまったほどです。
とにかく厳しく、とにかくかっこよく、とにかく素敵なギブス捜査官。
これからも我々ファンを怒鳴りつけながら楽しませていただきたいものです。
アンソニー・“トニー”・ディノッゾ(1-13)
マイケル・ウェザリー(吹替:森宮隆)
ギブス捜査官の「ディノッゾ!」と響くシーンはいつみてもそれだけでにんやりしてしまいます。
お調子者で、女の子大好きなというトニーは、ギブス捜査官とは正反対だけど、それでも、ギブス捜査官の一番の右腕だと思います。
普段は、おちゃらけてふざけてる彼ですが、いざという時には仲間想いの頼れる捜査官に変身します。
その普段とのギャップも、トニーの大きな魅力の一つです。
特に、ギブス捜査官が現場で動けない時には、率先して現場を指揮して、みんなを引っ張っていく頼れるトニー。
すぐに調子に乗っちゃう彼ですが、そんなときはギブス捜査官と一緒に「ディノッゾ!」と心の中で叫んだのは、私だけではないと思います。
ケイトリン・“ケイト”・トッド(1-2)
サッシャ・アレクサンダー(吹替:斎藤恵理)
元はシークレットサービスに所属し、大統領の護衛中にギブス捜査官率いるNCISと出会います。
ギブス捜査官との出会いをきっかけに、彼女はシークレットサービスを辞めて、NCISに加入。
トニーとは、まるで兄弟のように喧嘩し、アビーとは姉妹のように仲良くし、ダッキーとは昔からの親友のように接し、そしてギブスからも絶大な信頼を得るケイトリン。
何事にも真面目で、一直線。
そんな彼女は誰からも愛されるキャラです。
美人だけど、包容力のある女性のケイトリンは私のあこがれの人です。
ティモシー・ファラガット・“ティム”・マクギー
ショーン・マーレイ(吹替:会一太郎)
マクギーが初登場したのはシーズン1の第7話。
最初は、腐乱死体を見て嘔吐をおさえきれなかったり頼りない一面もありましたが、マサチューセッツ工科大学の博士号などを持つ本物の秀才です。
レギュラー加入はシーズン2からですが、最初の頃はトニーやケイトにいじられまくりのマクギー。
それでも、文句も言わずにひたむきに頑張るマクギーは見ているだけで癒されます。
最初の頃は、ギブス捜査官におびえながらの捜査でしたが、シーズンを追うごとにたくましくなるマクギーはNCISの愛すべきキャラクターです。
ドナルド・“ダッキー”・マラード
デヴィッド・マッカラム(吹替:納谷六朗→千田光男)
NCISの主任検視官であり、ギブスのよき理解者でもありる「ダッキー」。
彼の話は時として長すぎて、現場のみんなを含めてスルーすることも多いですが、それでも誰からも愛され、尊敬されるダッキー。
普段は、部下の手前弱音を吐けないギブスも、ダッキーには時折弱さを見せることさえ。
ダッキーとギブスの信頼関係は見ていて素敵だなと思うこともしばしばあります。
お互いに、適度な距離を保ちながらも、決して見捨てることはない。
包容力のあるダッキーですが、普段はおちゃめなかわいい紳士。
凄惨な事件も多いNCISだからこそ、ダッキーは絶対不可欠な存在だといえるでしょう。
アビゲイル・“アビー”・シュート
ポーリー・ペレット(吹替:愛河里花子)
黒髪のツインテールで、ゴシック系のファッションでその圧倒的な存在感を持つアビー。
その独特の存在感は、初めてみたときから圧倒されてしまいました。
今までの「鑑識」という言葉のイメージ自体ぶっ壊してしまうアビー。
その見た目とは裏腹に能力は超一流で、決定的な証拠を見つけたのも一度や二度ではありません。
ギブスからの信頼も厚く、またギブスが怒鳴らない唯一のメンバーです。
ギブスのあんな一面が見れるのもアビーだからこそ!NCISにはなくてはならないメンバーですね。
『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』はどこでみれる?
NCISは17シーズンまで配信されていますが、下記で視聴していただくことができます。
- U-NEXT
- Hulu
- Amazonプライム
とにかくシリーズが長いのがこのNCIS。
全部見るのは大変かもしれませんが、1話完結なので、まずはシーズン1を見ていただくことをオススメします。
1話完結とはいえ、それぞれがどんなキャラクターで、NCISの雰囲気を味わっていただくためにもシーズン1から視聴してみてください!
その後に、スピンオフ作品を楽しむ方がより楽しめますよ!
まとめ
超長寿ドラマであるNCIS。
日本でも「相棒」などの刑事ドラマは比較的長く続いており、さらに人気も高いですが、NCISの長さは正直すごすぎます。
でも、これだけ続いているのは、NCISがそれだけおもしろい証拠でもあります。
「海軍専門の警察って想像つかないよ」という方も多いと思います。
実際、私も、見る前まではまったく同じ感想を抱いていました。
でも、そういう人にこそ、是非見てほしい作品です。
1話完結なので、まずはシーズン1だけ試しに是非みてみてください。
これだけ長い間続いていた意味がきっとわかっていただけると思います。
「百聞は一見にしかず」といいますしね。